2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

(EPC)製造方法と単純方法の区別

さて、各国で製造方法と単純方法の区別がされているか調べるシリーズ、EPCについてです。 結論:製法と単純方法の区別なし 特許法64条が、US、INとよく似た規定となっており、 欧州特許の対象が方法である場合は,特許によって与えられる保護は,その方法…

(韓国)製造方法と単純方法の区別

各国で製造方法と単純方法とが法的に区別されているか?の続きです。 年度末多忙により、更新は亀の歩みですが、最後に表にまとめる予定です。 さて、韓国について、特許法の規定は日本と極似しており、 2条3項で、①物の発明、②方法の発明、および③物の生…

(特許実務メモ)国際公開公報(WO公報)の公開を防ぐには?いつまでに取り下げるべき?

「PCT出願したはいいけど、WO/ISAがボロボロで、このままじゃ移行しても権利化の可能性が低い」、 「もう一度ブラッシュアップして、出願し直したい!」っていうこと、あると思います。 そんなときは、PCT出願が公開されてしまう前に、出願取り下げないと、…