(特許事務所)残業時間が短ければホワイト?
ただの個人的な体験についてのお話ですが、
残業時間が短い=楽、ホワイト
…とは限りません‼️
私は、2年前まで有名なブラック事務所に勤務していましたが、残業時間は短かったです。平均して15時間程度でしょうか。
でも「超」大変でした。
今は月平均30時間程残業しており、
ピンチのときには8時間残業(!)したこともありますが、
「全く」大変ではないです。
違いは「時間の使い方」です。
前職ではとにかく時間管理がキツく、
短時間で仕事することが求められており、
時間内に仕事できないと呼び出されて叱責されていました。残業しないときちんとこなせない仕事量なのに、残業すると時間使いすぎだと叱責される。
毎日消耗しきって、終業後に勉強するなんて考えられない状況でした。調べ物も家でこなすことを求められており、日々時間の使い方がチェックされる監視社会だったので、とにかく気が休まらなかったです。
対して今は仕事の量自体は前職よりも少なく、仕事の「質」を高めるために時間を使っているだけなので、ラクですし、何より楽しいです。
例えるなら、前職では30分間の全力疾走、
今は1時間のウォーキングです。
前者の方が圧倒的に「ラク」ですよね?
しかも世間では残業多い方が大変、という誤解があるため、前者の働き方をしている人は後者の人からバカにもされる始末です。辛いですよね…
ホワイト特許事務所の見分け方について、個人的には、
「顧客以上に所員の成長を大事にしているか?」
がホワイト事務所かの良い判断基準になると思っています。
所員の成長のために時間とお金を使えない事務所なんて見限った方がいいです。膨大な量の翻訳を押し付けられて、毎日疲弊するだけになるのがオチです。
また、トップが明細書作成経験あるかどうかも重要です。トップが世襲で明細書ろくに書いたことない人間だと、単に件数ばかりを要求され、質へのリスペクトが非常に低くて苦労しますよ。